祝儀袋 書き方 中袋 金額

「結婚式に持っていく、祝儀袋の、
　中袋への、金額の書き方を知りたい！」

なんて、思ってませんか？？

結婚式に持っていく、ご祝儀の準備を進めているとき、
毎回ドキドキするのが、中袋に自分の名前や住所、
そして、金額などを記入する場面。

今回は、そんな祝儀袋の中袋の書き方について、
金額の記入方法などを中心に、まとめました。

自分が祝儀袋を受け取るor管理する立場だったら？
という視点を持って記事を読んでいくと、
よりスムーズに理解できますよ^^

祝儀袋の書き方！中袋に金額はどう書く？ズバッとチェック！

祝儀袋の中袋への、一般的な
金額の書き方は、上のとおり。

中袋の表面に縦書きで、「金○萬圓」などと、
筆もしくは筆ペンを使い、楷書体で書き込みます。

図の例で言う「参」や「萬」というのは、
大字（だいじ）という、金額を書くときに使用する、
ちょっと特別な漢字ですね。

（「圓（えん）」も、普段の字とは違いますが、
　こちらは数字ではないので、大字とは言わず、
　ただの旧字体です）

ちなみに、上の例では「也（なり）」という字も、
書いておきましたが、こちらは本来、
金額が10万円以上の場合にのみ、つける漢字。

ただ、図のように金額が少ない場合でも、
書いても、間違いではありませんので、
せっかくなのでこの機会に頭に入れておきましょう。

その他にも、中袋に金額を書く際に、
押さえておきたいポイントを3つ、
ご紹介しようと思いますが…

その前にまずは、数字の大字（だいじ）を表にして、
まとめましたので、こちらをご覧ください。

数	漢数字	大字	数	漢数字	大字
0	〇	零	1	一	壱
2	二	弐	3	三	参
4	四	肆	5	五	伍
6	六	陸	7	七	漆
8	八	捌	9	九	玖
10	十	拾	10000	万	萬
記号	漢字	旧字体
\	円	圓

表の中に赤字、あるいは太字で、
記されている、数字や文字がありますね。

今回、ご紹介する3つのポイントは主に、
それら7種類の、数字（文字）を書くときに、
気をつけてほしいものになっています。

ポイント1. 一・二・三・十は、大字（だいじ）で！

祝儀袋の中袋に、金額を記入する際、
上の表で、赤色で示された数字
（ 一・二・三・十）は、大字で書きます。

これが、大事なポイントです（ダジャレか！）。

というのも、これらの数字は、
一本、線を付け加えるだけで、

などと、簡単に数字を書きかえることが、
できてしまうから。

結婚式の受付で、祝儀袋が手渡されてから、
新郎新婦の手元に渡るまで、どこの誰かが、
いたずらをしないとも、限りません。

頂いたご祝儀を、安心して新郎新婦に、
受け取ってもらうためにも、これらの数字は
必ず大字で書くようにしましょう。

ポイント2. 五・万・円は、状況に応じて使い分けを！

先にご紹介した、4つの数字に比べて、
これらの三文字（五・万・円）に関しては、
書きかえられるような心配は、ほぼありません。

ですので、無理に大字や旧字体を使用して、
記入する必要はないでしょう。

ただ、せっかく「三」を大字で書いたのに、
万や円を、普通の文字で書くのはしっくりこない、
と感じる方も、いらっしゃると思いますので…

このあたりは、個人の好みで大字（旧字体）と、
普通の文字、自由に書き分けてもらえば大丈夫です。

参考までに、私個人的には、

といった具合に、
使い分けることが多いですね。

ポイント3. 中袋に予め、金額を記入する欄があるときは？

今回ご紹介している、金額の書き方
（表面に縦書き、漢字で記入）は、
あくまで、一般的なケースのもの。

手元にある、祝儀袋の種類によっては、
あらかじめ、金額を記入する欄が、
中袋の裏側に、用意されている場合もあります。

そんなときは、これまでのことは気にせず、
素直に記入欄に、金額を記入すればよいでしょう。

横書きの場合は、「\30000」といったように、
英数字で書けば、大丈夫ですよ。

覚えておくと便利！中袋への名前や住所の書き方は？

と、ここまで、中袋への金額の書き方について
ご紹介してきましたが、せっかくなので
名前や住所の書き方についても触れておきましょう。

一般的な、祝儀袋の中袋への
名前や住所の書き方は上のとおり。

こんな感じで、中袋裏面の左下に
あなたの名前と住所を記入します。

上の図の例では、郵便番号を
縦書きで記入しましたが、
横書きでも何の問題もありません。

ただ、だからといってこれを省略してしまうと、
新郎新婦があなたに式出席へのお礼や、
新居の住所などを手紙で贈ろうとした時…

いちいち、番号を調べないといけなくなってしまう
可能性も考えられるので、記入だけは
しっかりとするようにしましょう。

ちなみに、筆ペンを使い慣れていない方は
とにかくリラックスして、一画一画
ゆっくりと丁寧に書くのがポイント。

多少、文字のバランスが崩れてしまったとしても、
祝福の気持ちを込めて丁寧に書いた文字は、
その思いとともにきちんと相手に伝わりますよ^^

よくある疑問！ボールペンで書くのはNG？

「普段、筆ペンなんて使わないし、
　文字が汚かったら、相手にも失礼では？」

と、中袋に記入する項目を、
筆ペンではなく、ボールペンで書こうとする
方がいらっしゃいますが、これはマナー違反。

「親しい間柄なんだから、
　それくらい、いいじゃないか」

という考え方もあるようですが、
逆に考えれば、いつも仲良くしている相手の、
人生にたった一度の、晴れ舞台。

相手への、祝福の気持ちがあれば、

「筆ペンは苦手だけど、
　せっかくだからこの機会に、
　ちょっと練習してみようかな」

といった気持ちも、起こるはず。

中袋に記入する文字は筆や筆ペンで
しっかりと丁寧に書くようにしましょう。




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まとめ＆さいごに

今回は、結婚式の祝儀袋の中袋への
金額の書き方と注意点について
まとめてきました。

今回ご紹介した書き方を参考に、
ていねいに文字を記入していけば、
結婚式への準備はバッチリ！

あとは忘れないよう、祝儀袋を当日
持って行く、クラッチバッグにでも
入れておけば、もうカンペキですね^^

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ただ、筆ペンでの作業に集中するあまり、
中袋にお金を入れ忘れたまま渡してしまった
という、笑えない話もありますので…

ご祝儀となるお札は、金額などを記入する前に、
あらかじめ、中袋に入れておくことをオススメします。

祝儀袋以外の持ち物も、あらかじめ
リストとして印刷しておくと、当日
忘れる心配がないのでイチオシですよ♪

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