たけのこのゆで方!米ぬかなしの場合は?皮はどうする?
「米ぬかなしの場合の、たけのこの
ゆで方って、どうやるのかな?」
なんて、悩んでませんか??
春になると、一度は食べたくなるごはんといえば、
たけのこご飯ですよね!
たけのこ(タケノコ・筍)の香り・食感はもちろん、
旨みが染み込んだ、あのお米のおいしさといったら、
口に入れた瞬間、思わず笑みがこぼれてしまうほどです。
パック詰めされた水煮もいいですが、旨みを
最大限に味わうなら、やっぱり生のたけのこを
買ってきて、自分で調理するのが一番!
でも、家には米ぬかがないから、
あくぬきを、どうやればいいか困っている、
なんて方も多いはずです。
そこで今回は、米ぬかがない場合の、
たけのこのゆで方について、まとめました。
目次(もくじ)
たけのこのゆで方!米ぬかなしの場合はコレでいこう!
まず、手元に用意していただくものは、こちら。
- たけのこ … 1本
- 生米 … 大さじ3
たったこれだけ。
生米が、米ぬか(米糠)の代わりに
なってくれる、というわけですね。
生のたけのこを買ってくるぐらい、
お料理に対する意識の高い、あなたのお家になら、
まず間違いなく、生米くらい置いてあるでしょう^^
それでは続いて、
実際の工程(レシピ)を見ていきます!
ステップ1. たけのこをゆでる準備をする
まずは、固くて食べられない部分を
削っていきましょう!
たけのこの、一番外についている皮(外皮)を、
3,4枚はがし、根元のボツボツした固い部分を
切り落とします。
OKですか?
次に、たけのこ全体にスムーズに火が通るよう、
切り込みなどを、入れていきます。
たけのこの、先端部分(穂先)を斜めに切り落とし、
さらに縦に1本、深さ1cmくらいの切りこみを、
スーッと、入れていきます。
こうすると、火の通りがよくなって、
たけのこが、柔らかく仕上がるとともに、
あとで皮もむきやすくなるので、一石二鳥です^^
これで、準備はあらかた完了!
お次は、鍋にお湯をセットしていきましょう。
ステップ2. たけのこをゆでる
できるだけ大きな鍋を用意して、たっぷりの水を入れ、
そこに、先ほどのたけのこと、米ぬかの代わりになる、
大さじ3杯分の生米を入れます。
これで、セットはOK。
強めの火にかけ、沸騰するまで待ちましょう。
沸騰したら、中弱火にしてから、
たけのこがプクーッと、浮いてこないように、
落とし蓋をして、ここから1時間茹でていきます。
たまーに、鍋の様子を見てあげて、
お湯の量が減っているようであれば、
適宜、足してあげるようにしてくださいね^^
1時間ほど経ったら、竹串を、たけのこの
太い部分に刺して、柔らかさをチェックします。
竹串が「スッ♪」と、気持ちよく通れば、
ゆでる工程は終了!
たけのこが大きい場合は、少しゆで時間が
長くなるので、頭に入れておいてくださいね。
3. 最後の仕上げをする
たけのこが、柔らかくなったのを確認したら、
そのままお湯から出さず、ゆで汁の中で
ゆっくりと冷ましていきます。
朝にゆでたなら夕方まで、日中~夜にゆでたなら、
翌朝まで鍋の中で冷ましてあげれば、問題ないでしょう。
たけのこが完全に冷めたら、
下ごしらえの完了まで、あともう少し!
冷めたたけのこを鍋から出し、準備したときに入れた
切り込みから、皮を開くようにして、剥いていきます。
このとき残った細かい皮は、火の通り具合を
確認する際に使った竹串で、そぎ落とすようにすると、
比較的ラクチンに、取り除けます。
あとは、表面のぬめりを軽く洗い落とせばOK!
水をはったボウルに入れて、冷蔵庫で保存すれば、
2・3日は、おいしく頂けます。
保存しているときは、毎日水をかえて、
遅くとも1週間以内には、使い切るようにしましょうね^^
さいごに&続いては…
たけのこは、時間が経つにつれて、
その旨み成分が、酵素の働きによって、
えぐみに変わってしまう特徴があります。
この酵素のはたらきは、加熱することによって、
抑えることができるので、買ってきたらできるだけ早く、
今回ご紹介したゆで方で、あく抜きをしてあげましょう^^
ということで引き続き、たけのこに
含まれる栄養とその効果・効能が
気になるあなたは、以下の記事をどうぞ♪
⇒たけのこに栄養はない?効能は?
煮物にするならここ!