七夕の由来は?子供向けにはコレ!わかりやすく説明しよう!
「子どもに分かりやすく、
七夕の由来を、説明したい!」
って、思ってませんか?
1年に1度、織姫と彦星が出会える特別な日、
七夕(たなばた)。
この日にあわせて、願い事を書いた短冊を飾る、
おうち(あるいは、幼稚園や保育園など)も、
きっと多いはずです。
そんなとき、こどもたちに七夕の由来を、
簡単に説明してあげることができれば、
七夕がより盛り上がること、間違いないですよね。
そこで今回は、七夕の由来について、
子供にわかりやすく説明できるよう、
まとめました。
目次(もくじ)
七夕の由来!子供向けに説明するならコレ!
昔々あるところに、織姫(おりひめ)という、
機織り(はたおり)の仕事が、とっても上手な、
お姫様がいました。
機織りとは、機械を使って布をつくることです。
また、別のところには、彦星(ひこぼし)という、
農業の仕事を、すごく頑張っている男の人がいました。
この2人は、いつしか恋に落ち、結婚しました。
でも、結婚してからの2人は、いつも遊んでばかりで、
機織りの仕事も、農業の仕事もサボりっぱなし。
これに怒った天の神様は、2人をこらしめようと、
彦星を、空のかなたへと引き離してしまったのです。
彦星に会えなくなってしまった織姫は、
悲しみにくれ、シクシクと泣いて過ごす毎日。
そんな織姫のことを、さすがにかわいそうだと思った
天の神様は、一年に一度、七夕の日に限って、
織姫と彦星が会うことを、許してあげました。
だから七夕は、織姫と彦星が一年のうちで、
たった一日だけ出会える、すごく特別な日。
実際に、七夕の夜に東の空を見上げると、
まず、星がたくさん集まり、川のようになっている、
天の川(あまのがわ)を、見つけることができます。
そして、その天の川の左上に、織姫の星が、
右下に彦星が、明るく光っているのが、
よく見えるはずですよ。
もし、七夕の天気が、くもりや雨で、
空の様子がよく見えなくても、同じような星空は、
8月になっても、観察することができます。
特に天の川は、建物や信号の灯りが明るい、
街の中からだと、ハッキリと見えないことがあるので…
夏休みのはじめのほうに、お父さんやお母さんと
田舎や山のほうに、出かける予定があれば、
ぜひ、そのときにも空を見上げてみてくださいね。
きっと、街の中から見るよりも、
もっとキレイな、キラキラと輝く天の川や、
織姫、そして彦星を見つけられると思いますよ^^
と、子供に七夕の由来について話をするときは、
これくらい分かりやすく、ストーリー仕立てにして、
説明してあげるとよいですね。
説明が終わったあとは、こういった部屋に置ける
笹(ささ)を用意し、願いごとを書いた短冊を、
子供と一緒に飾って、楽しむのもよいでしょう。
七夕用 竹 笹 バンブーツリー H140cm (本体のみ 人工 造花 インテリア 観葉植物 飾り)
高さが140cmと、お子さんが自分で、
短冊をつけて楽しむのに、ちょうどよいので、
かなりオススメです^^
ついでに、夏の大三角まで覚えればカンペキ!
ちなみに、お子さんが星空に興味を持っているならば、
この機会に、夏の大三角(なつのだいさんかく)まで、
覚えてしまいましょう。
先ほど、天の川をはさんで、左上に織姫の星、
右下に彦星があると、お話しましたが、
この、織姫と彦星の星は、それぞれ、
- 織姫(おりひめ) → ベガ
- 彦星(ひこぼし) → アルタイル
という、西洋の名前がついています。
また、七夕の物語には登場しませんが…
天の川の左下のほうには、これまた、
織姫や彦星と同じくらい明るい、
デネブという星が、キラキラと輝いています。
イラストにすると、こういった形になりますね。
で、イラストのように、この3つの星
(ベガ・アルタイル・デネブ)を線でつなぐと、
その形が、三角形に見えることから…
これを、夏の大三角(あるいは、夏の大三角形)と、
呼ぶんです。
さらに、星空博士を目指すお子さんなら、
それぞれの星は、
- ベガ(織姫) … こと座
- アルタイル(彦星) … わし座
- デネブ … はくちょう座
という、星座の一部になっているので、
ここまで覚えられれば、もうカンペキですね^^
まとめ&続いては…
今回は、子供向けに説明するときの、
七夕の由来と、プラスアルファの知識として、
夏の大三角について、まとめてきました。
あなたの悩みは、スカッ!と解消されましたか?
今回ご紹介した、七夕の由来を頭に入れて、
お子さんが、楽しい七夕を過ごせるよう、
わかりやすい説明をしてあげたいですね^^
ということで引き続き、こちらも
この時期ならではの気になる話題!
土用の丑の日にウナギを食べるように
なった由来が気になるあなたには、
以下の記事がオススメです♪
毎年土用の丑の日になると、スーパーなどでうなぎを買って帰り、家族でうな丼を食べるという家庭も多いはず。ココでは、そんな土用の丑の日にうなぎを食べる由来について、子供にも説明できるようにわかりやすくまとめました。