咳が止まらないけど熱はない！何科を受診？
「熱はないのに、なぜか咳（せき）が止まらない…」
こんな症状に、悩まされていませんか？
実はそれ、あなたに発せられている、
体からの、危険信号かもしれません。
今回は、そんな悩みを持つあなたのために、
- 熱がないのに、咳が止まらないときは、
何科を受診すればよいか - 受診の際に役立つ、セルフチェックの方法
- 気管支やのどのために、自宅でできること
この3点について、まとめました。
なお、体の様子が少しでもおかしいと感じたら、
迷わず、病院を受診してくださいね。
たとえ病院で、お医者さんに「なんでもありませんよ」と
あきれた顔で言われても、それはそれでうれしいものです^^
目次(もくじ)
咳が止まらないけど熱はない！何科を受診すべき？
「熱はないのに、咳が止まらない！」
こんなとき、多くの人は、
「咳＝風邪」
のイメージが強いため、内科を受診しようとします。
もちろん、とにかく病院に行く、という点では
それでよいのですが、最悪の場合、
肺や気管支などに潜む、病気の発見が遅れてしまうことも。
ですので、こんな症状ときに、
まず、受診してほしいのが「呼吸器科」。
熱はないのに、咳が止まらないということは、
気管支などの呼吸器に、なにか悪いところがある可能性が
高いからですね。
ということで、今回のような咳の症状に、悩まされている方は、
早急に、呼吸器科を受診してほしいのですが…
受診する際に役立つ、セルフチェックの方法がありますので、
お次はそちらについて、ご紹介しますね。
受診の際に役立つ、セルフチェックの方法
受診する際に役立つ、セルフチェックの方法とは、
「あなたの咳が、どんな音がするかチェックする」
たったこれだけ。
あなたの咳の音が、
- 乾いた音
- 湿った音
このどちらかによって、
疑われる病気が変わってくるんです。
1つずつ、順番に見ていきましょうね。
1. 乾いた音(コンコンなど)
あなたの咳が、乾いた音の場合は、
ぜんそく（喘息）にかかっている
可能性があります。
「ん？ぜんそくは子どもの病気でしょ？」
そう思った方も、多いかもしれませんが…
実はぜんそく、40代での発症例がとっても多い、
大人になっても、注意が必要な病気なんです。
また、国内で年間4000人の方が命を落としている、
怖い病気でもあります。
乾いた音の咳が、長く続くような場合は、
すぐに、呼吸器科を受診して、
お医者さんに、その旨を伝えましょう。
2. 湿った音(ゴホゴホなど)
タンの絡んだような、湿った音の咳が出る場合は、
COPD（慢性閉塞性肺疾患）という、肺の病気に
かかっているおそれがあります。
こちらも、ひどいときには、呼吸困難から
死に至る可能性がある、とっても怖い病気。
実際に、世界中で年間275万人の人が、
この病気の、犠牲者になっています。
特に、喫煙習慣のある人が、かかりやすい病気ですが、
- 湿った音の咳が止まらない
- 痰(タン)が増えた
- 階段や坂道で息切れがひどい
こういった症状に、心当たりがある場合は、
早急に、呼吸器科を受診して、
お医者さんに、その旨を伝えるようにしましょう。
気管支やのどのために、自宅でできることは？
気管支やのどのために、
自宅でできることは次の2つ。
- 呼吸筋をストレッチする
- 浄水器を設置する
こちらも1つずつ、順番に見ていきましょう。
1. 呼吸筋をストレッチする
気管支やのどのために、
自宅でできることの1つ目は、
呼吸筋をストレッチすること。
呼吸する際に使う筋肉を
ストレッチしてあげることによって、
普段の呼吸を、楽にする方法です。
呼吸筋のストレッチは、
以下の手順で行ないます。
- 足を肩幅に開き、背筋を伸ばす
- 肩→背中→胸の順番にストレッチを行なう
(鼻から吸って口から吐くを3回ずつ繰り返す)
カラダを動かしながらも、しっかりと
呼吸を意識するのがポイントです。
くわしくは上のYouTube動画を
参考にしてくださいね^^
2. 浄水器を設置する
気管支やのどのために、
自宅でできることの2つ目は、
水道に浄水器を設置する方法。
水道水に含まれている塩素が
あなたののどを刺激し、知らないうちに
症状をひどくしていることもあります。
そんなときは、自宅の水道に浄水器を設置して
水道水に含まれる塩素を取り除き、
のどへの負担を、和らげてあげるとよいでしょう。
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この記事のまとめ＆鼻水が出る場合は…
今回は、咳が止まらないのに熱がない場合に
訪れるべき病院の種類(科)と、簡単にできる
セルフチェックの方法、さらには…
自宅でできる、気管支や喉(のど)への
オススメの対策についてご紹介してきました。
最後にもう一度、今回の記事の内容を
ギュッ！と凝縮してまとめておくと、
こういったカタチになりますね^^
- 熱がないのに、咳が止まらないときは、呼吸器科を受診
- 参考として、自分の咳が、
- 乾いた音の場合 → ぜんそく
- 湿った音の場合 → COPD（慢性閉塞性肺疾患）
- 気管支やのどのために、自宅でできることは…
- 呼吸筋をストレッチする
- 浄水器を設置する
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