おせち料理の意味や由来を子供向けに!まずは海老など5つ!
「子供に聞かれたときに、答えられるように、
おせち料理に込められた、意味を知りたい!」
なんて、思ってませんか??
最近では、年末年始もコンビニやファミレスが
営業を続けているため、昔のようなありがたみが
なくなりつつある、おせち料理!
「おせちより、マクドナルド行きたーい!」
なんてわがままを言う、子供たちも多いかも
しれませんが…
昔ながらの良き伝統として、おせち料理を
毎年家族で、楽しみたいと思う親たちも
たくさんいるはずです。
そんなとき、おせちに入っている料理の意味を
子供にわかりやすく、説明することができれば
会話もはずんで、楽しくなると思いませんか?
そこで今回は、
- 海老(えび・エビ)
- おたふく豆
- 数の子
- かまぼこ(蒲鉾)
- きんぴら(金平)ごぼう
これら5つの料理に込められた意味や願いと
その由来について、ドドン!とまとめました^^
目次(もくじ)
おせち料理の意味や由来を子供向けに!まずはこの5つ!
1. 長生きを願う!海老(えび・エビ)
![おせち料理 意味 子供01](http://deradera.jp/wp-content/uploads/2013/09/046104-252x300.jpg)
ぷりっぷりの食感と、潮の香りが漂う
上品な甘みが特徴の、えび(海老)。
子供たちにも大人気の、おせち料理のメインと
いってもよい、食材の一つですね。
この、えびに込められた意味・願いは
ずばり「元気に長生きすることができますように」。
えびは、その長いひげと曲がった腰から
長生き・長寿を連想させるため、
このような意味が、ついたんですね。
子供に説明するときは、
- 「えびは、とっても長いおひげがついてて、
くねっと体が曲がっているよね」 - 「これが、おじいちゃん・おばあちゃんたちみたいに
見えるから、長生きできますようにって
このえびを食べるんだよ」
といった感じで説明すると、分かりやすいかな?
2. 漢字にヒミツが!おたふく豆
やさしい甘みが特徴の、おたふく豆。
こちらも、子供に人気の一品ですね。
このおたふく豆、漢字に当てはめると
「お多福豆」と書けることから、とっても
縁起のよい食べ物だと、言われています。
ということで、こちらのおたふく豆に
込められた、意味・願いは
「今年も、たくさんの良いことがありますように」。
当て字とはいえ、このおたふく豆を使って
子供と楽しく、漢字の勉強をするのも
いいかもしれませんね。
3. 子だくさんを願う!数の子
![おせち料理 意味 子供04](http://deradera.jp/wp-content/uploads/2013/09/075874-300x300.jpg)
「プチプチプチッ!」という食感と
絶妙な塩加減が、大人にはたまらない数の子。
子供にとっては、おせち料理でしか食べる機会のない、
珍しい食材だといえるでしょう(大人もそうかも)。
この数の子に込められた、意味・願いは
「たくさんの子供が生まれますように」。
あの小さなプツプツ、一つ一つが卵だから、
というのは、もちろんのこと
数の子は「にしん」という魚の卵なので…
「二親(にしん)から、
たくさんの卵(子供)が生まれる」
という、ちょっとした言葉遊びの
一面も含まれています。
子供に説明するときは、
- 「見てごらん、この小さなつぶつぶ、ひとつひとつが
『にしん』っていうお魚の、卵なんだよ。すごいよね^^」 - 「こうやって、たくさんの子供が生まれますように、
っていう願いを込めて、この数の子を食べるんだよ」
といった感じかな?
4. 紅白の色がめでたい!かまぼこ(蒲鉾)
![おせち料理 意味 子供05](http://deradera.jp/wp-content/uploads/2013/09/058060-300x205.jpg)
おせち料理の定番中の定番、
紅白のかまぼこ(蒲鉾)。
かまぼこには、願いというより
とにかく「おめでたい!」という意味が
強く込められていますね。
紅白の色が、おめでたさを
表しているのはもちろん…
かまぼこの半円状をした形がまるで
「初日の出」のように見えるのも、
その理由の一つです。
食べ物で遊ぶのはNGですが、
ときには楽しく食を学ぶために!
おせちの入った重箱の影から、まるで
太陽が上がってくるかのように
かまぼこを登場させたら…
子供たちも楽しんで、その意味を
覚えられてくれるかもしれませんね^^
5. 金太郎が関係アリ!?きんぴらごぼう
![おせち料理 意味 子供06](http://deradera.jp/wp-content/uploads/2013/09/212937-300x300.jpg)
ごぼうの自然な甘みと、みりんや
醤油の味付けが絶妙にマッチした、
きんぴらごぼう。
こちらも、子供がよろこんで食べてくれる
野菜を使った、昔ながらの料理の一つですね。
このきんぴらごぼうに込められた、
意味・願いは2つ。
- 「毎日、しあわせに暮らせますように」
- 「強くたくましく、生きていくことができますように」
です。
1つ目の理由は、ごぼうが細く長く
土の中に根を張って、育つ野菜だから。
2つ目の理由は、浄瑠璃(じょうるり)に
登場する架空の人物である、怪力無双の豪傑・
坂田金平に由来するといわれています。
子供に説明する場合は、
- 「このごぼうは、土の中で細く長~く根を張って
育つんだよ」 - 「だからわたしたちも、ごぼうのように長く幸せに
暮らせるように、このごぼうを食べるんだ」
とか、あるいは、
- 「昔、坂田金平(きんぴら)っていう、
とっても強い人がいたんだよ」 - 「だから○○ちゃんも、きんぴらごぼうを食べれば
もっと強くなれるかも!」
といった感じで、お話ができますね。
ちなみにこの坂田金平は、昔話で有名な
あの金太郎こと、坂田金時(きんとき)の
息子であるといわれています。
続いては、黒豆や鯛(たい)の意味をチェック!
と、こんな感じでおせち料理の
代表的な5つの料理・食材に込められた
意味や願いなどをご紹介してきましたが…
あなたもご存知のとおり、おせち料理には
まだまだ具材がたくさん!
以下の記事では、
- 栗きんとん(栗金団)
- 黒豆
- 昆布巻き
- 鯛(たい・タイ)
- れんこん(蓮根・レンコン)
この5つのおせち料理の料理・具材に
込められた意味や願いとその由来に
ついて説明していますので…
この勢いで、お子さんと一緒に
楽しみながらサクッ!とチェック
しちゃってくださいね^^
⇒おせち料理の由来は?
黒豆などキッズ向けに!