生クリームの泡立て方!砂糖の量や種類は?混ぜすぎたら?
「生クリームの、泡立て方が知りたい!
砂糖の量って、どれくらいがイイの?」
なんて、悩んでませんか??
- 子供のおやつに、ムースを作ってあげたい
- 誕生日やクリスマスに、ケーキを作りたい
- バレンタインに、生チョコを作りたい
こんなときに、必ずといっていいほど、
必要になってくるのが、生クリームを泡立てる、
といった作業。
そこで今回は、生クリームの泡立て方について、
まとめました。
初心者の方でも、すぐに泡立て方のイメージができる、
動画から始まり、
- 使用する砂糖の、量や種類
- 泡立て度合いの目安
- 泡立てすぎてしまったときの対処法
などなど、エッグスシングスの、
パンケーキの上にのった、生クリーム並みに、
役立つ情報てんこ盛りで、お届けします^^
目次(もくじ)
生クリームの泡立て方を1ステップずつ!砂糖の量や種類も!
ということで早速、基本を押さえるだけなら、
これでバッチリ!というくらい、わかりやすい、
こちらの動画を見てみましょう。↓
ん~、わかりやすいですね♪
動画では、使用する砂糖の量が、
生クリーム200mlに対して、20グラム
= 生クリーム(ml)の10%(g)
と、紹介されていましたが、
甘さ控えめの、生クリームにしたい方は、
8%程度にとどめて、使用するとよいでしょう。
それでは、動画のおさらいも兼ねつつ、
生クリームの泡立て方を、手順を追って、
くわしく説明していきますね。
STEP1. 材料・調理器具などを用意する
![生クリーム 泡立て 砂糖 量01](http://deradera.jp/wp-content/uploads/2013/12/48c3104a7d8b6228570b7b1a3286119d_s-300x225.jpg)
まずは手元に、生クリームを泡立てるために、
必要なものがそろっているか、確認しましょう。
用意するものは、以下のとおりです。
- 生クリーム … 200ml
- 砂糖 … 20g
(生クリームの、8~10%が目安) - ボウル … 大小各1つずつ
- 泡だて器
- 氷水
早速ですが、ここで注意点が2つ。
注意点1. 調理器具は、きれいなものを使用する
![生クリーム 泡立て 砂糖 量02](http://deradera.jp/wp-content/uploads/2013/12/6029b3f64f34072504244bc735112b19_s-300x199.jpg)
「何を、当たり前なことを!」
と、思われるかもしれませんが、
これはやっぱり、大事なポイント。
というのも、生クリームは、
非常に繊細なため、水分や油脂が混ざると、
上手く、泡立たなくなってしまうのです。
使用するボウルや、泡立て器は、
汚れがついていないのはもちろん、水気や油脂も、
よく取り除いてから、使用しましょう。
注意点2. 生クリームは、よく冷やしておく
![生クリーム 泡立て 砂糖 量03](http://deradera.jp/wp-content/uploads/2014/06/060863-214x300.jpg)
生クリームは、分離しやすい性質を持つため、
よく冷えていないと、せっかく頑張って泡立てたのに、、
きめ細かい仕上がりにならない…、なんてことになりかねません。
使用する生クリームは、泡立てる直前まで、
冷蔵庫に保管し、よく冷やしておくようにしましょう。
できれば、前日までに、
買い物を、済ませておくのがよいですね。
STEP2. ボウルに氷と材料を、それぞれ入れる
必要なものをそろえたら、いよいよ調理開始!
まず大きいボウルに、氷水を入れ、
次に小さいボウルに、生クリームと砂糖を入れます。
一度に、大量の生クリームを作る場合は、
砂糖の量も、多くなりがちなので、
数回に分けて、入れるようにしましょう。
使う砂糖の種類は?
![生クリーム 泡立て 砂糖 量04](http://deradera.jp/wp-content/uploads/2013/12/3c7b75ca57878f3e3cd511c62ae11c37_s-300x200.jpg)
生クリームを作るのに、
使う砂糖の種類で、おすすめなのは、
- 上白糖
- グラニュー糖
この2種類。
ちなみに、上白糖を使用すると、
甘みが強く、コクのある仕上がりに…
グラニュー糖を使用すると、
スッキリとした、しつこくない甘さの、
生クリームに、仕上がります。
個人的には、他の材料(チョコなど)と、
組み合わせることなども、考えると、
甘さ控えめの、グラニュー糖がイチオシですね^^
STEP3. 泡立て器で混ぜて、完成!なのですが…
![生クリーム 泡立て 砂糖 量05](http://deradera.jp/wp-content/uploads/2013/12/9dbbd6118a1b4abc0c3e0e76988cb261_s-300x200.jpg)
あとは、生クリームを入れたボウルを、
氷水の入ったボウルに、あてながら、
泡立て器で、手早く混ぜていけば完成です。
このとき、生クリームの中に水が入ってしまうと、
クリームが「ごわごわっ!」としてしまい、
これまでの苦労が、水の泡になってしまうので、ご注意を。
こうなってしまったら、
「二の腕の、いいシェイプアップになったわ…」
と、自分をやさしく慰めてあげましょう^^;
それからもう1点、お菓子作り初心者の人に、
注意してもらいたいのが、味見について。
味見したときの味は、
「あれっ?ちょっと甘みが足りないかな??」
と思うくらいが、丁度いいと思ってもらっていいです。
というのも、特にお菓子を作り慣れていない人の場合、
味見した生クリーム(単体)が、
おいしい(甘い)かどうか
を基準に、味の判断をしてしまいがち。
でもたいてい、その生クリームって、ケーキに塗ったり、
チョコムースの材料に使ったりと、他の甘いものと、
さらに混ぜて、スイーツを作りますよね。
なので、味見したときに「甘みが足りないかな…」と、
砂糖を足してしまうと、お菓子が完成したときに、
予想以上に甘く、くどい仕上がりになってしまうことが多いんです。
このあたりは、何度もお菓子を作っていると、
自分の感覚で、つかめるようになってくるので、
とりあえず、最初のうちは、
味見したときは、甘さ控えめくらいが丁度いい
ということを、頭に入れておいてください^^
生クリームの、泡立て度合いの目安は?
![生クリーム 泡立て 砂糖 量06](http://deradera.jp/wp-content/uploads/2013/12/stirring-device-232689_640-300x200.jpg)
さてさて、動画でも紹介されていましたが、
生クリームは、使う目的によって、
泡立て度合いが、異なってきます。
ここでは、
- 6分立て
- 7分立て
- 8分立て
この、3つの泡立て度合いについて、
- どんなお菓子を作るときに、使うの?
- 生クリームが、どんな状態になればOK?
といったことについて、見ていきますよ。
1. ムースにおすすめ!6分立て
![生クリーム 泡立て 砂糖 量07](http://deradera.jp/wp-content/uploads/2013/12/f188ef248fe214adb14031c3895bc795_s-225x300.jpg)
6分立ての生クリームを使う、代表的な場面は、
ムースなどの、お菓子をつくるとき。
まだとろとろした、6分立ての生クリームと、
例えば、溶かしたチョコレートを混ぜ…
そこにゼラチンを溶かして、冷蔵庫で、
冷やし固めることで、とってもおいしい、
チョコレートムースが、できちゃいます。
6分立ての目安は、生クリームにとろみがつき、
泡立て器で持ち上げたときに、とろとろっと、
ボウルに流れ落ち、跡がすぐに消えるくらい。
ここまでの道のりは、ちょっと腕が疲れたりと、
大変かもしれませんが、
6分立てから先は、案外早く固まるもの。
「なかなか、生クリームが固まらない…」
と調子に乗って、バンバン泡立ててしまうと、
あっという間に、7分立て・8分立てと、
生クリームが固まってしまうので、ご注意を。
2. スポンジケーキに塗るならコレ!7分立て
![生クリーム 泡立て 砂糖 量09](http://deradera.jp/wp-content/uploads/2013/12/92023b7cc5f587102f2dc2f589f80d69_s-241x300.jpg)
スポンジケーキに塗る、生クリームは、
この7分立てくらいのものが、一番。
泡立て器で持ち上げたときに、生クリームが、
とろりとボウルに落ち、その跡が少し残ってから、
ゆっくりと消えていけば、これが7分立ての目安。
先ほども言いましたが、
この段階まで来ると、クリームの固まる速度が、
どんどんと、速くなってくるので…
生クリームを、泡立てるときは、
泡立て始めよりも、より大きな軌道で、
混ぜることを、意識しましょう。
ちなみに、この7分立ての生クリーム、
スポンジケーキに塗ると、
ちょっと柔らかく感じるかもしれませんが…
塗っているうちに、少しずつ固まり、
きちんと、普段あなたが食べているような、
固さになるので、安心してくださいね。
3. ケーキのデコレーションに最適!8分立て
![生クリーム 泡立て 砂糖 量08](http://deradera.jp/wp-content/uploads/2013/12/59db6f36045de748b643cfadbc687444_s-300x225.jpg)
最後は、8分立て。
こちらは、ケーキのデコレーションなど、
絞り出し用として、使用する固さになります。
8分立ての目安は、泡立て器を持ち上げたときに、
生クリームが、まるで新体操のリボンのように、
くるくるっと落ち、しばらく跡が残る感じ。
ここまでくると、泡立てている段階で、
泡立て器のあとが、残るようになりますし、
泡立て器で、すくえる感覚も出てきます。
ちなみに、この8分立ての生クリーム、
泡立てが終わったからといって、そのまま置いておくと、
どんどん弾力(コシ)が、なくなってしまいます。
いい固さになったと、確認できたら、
なるべく早く、絞り袋に移すなどして、
デコレーションに、取りかかるようにしましょう。
生クリームを、泡立てすぎた場合の対処法は?
![生クリーム 泡立て 砂糖 量10](http://deradera.jp/wp-content/uploads/2013/12/804b0f7ddef46f0d975ef9ab0a794fcb_s-300x206.jpg)
最後に、生クリームを
泡立てすぎた場合の、対処法について。
生クリームを、泡立てすぎてしまうと、
水分と脂肪分が分離して、
ボウルの表面が、モソモソしてきます。
こんなときは、生クリームや牛乳を、
少し加えたあと、そーっと混ぜて、
元の状態に、戻してあげるようにしましょう。
対応が早ければ、この方法で、その後は、
何事もなかったかのように、おいしい
生クリーム作りを、続けることができますよ^^
まとめ&チョコレートの湯せんの温度は?
今回は、生クリームの泡立て方について、
使う砂糖の量や種類、さらには混ぜ過ぎた場合の
対処法などにも触れながらご紹介してきました。
最後にもう一度、今回の記事の内容を
ギュッ!と凝縮してまとめておくと、
こういったカタチになりますね^^
生クリームをキレイに泡立てるためのポイントは…
- 清潔な調理器具を使用する!
- 生クリームはあらかじめ冷やしておく!
- 使う砂糖はグラニュー糖がおすすめ!
生クリームの泡立て度合いの目安は…
- ムースをつくるなら6分立て!
- スポンジケーキに塗るなら7分立て!
- デコレーションに使うなら8分立て!
生クリームを混ぜ過ぎたら…
- 牛乳or生クリームを少し加えたあと
そーっと混ぜれば、復活の可能性アリ!
お菓子作り初心者の方はあわせて
湯せんの温度など、チョコレートの溶かし方を
覚えておくと、のちのち役立ちますよ♪
⇒チョコレートの溶かし方!
湯せんの温度は?電子レンジNG?