生クリームの泡立て方!砂糖の量や種類は?混ぜすぎたら?
「生クリームの、泡立て方が知りたい!
砂糖の量って、どれくらいがイイの?」
なんて、悩んでませんか??
- 子供のおやつに、ムースを作ってあげたい
- 誕生日やクリスマスに、ケーキを作りたい
- バレンタインに、生チョコを作りたい
こんなときに、必ずといっていいほど、
必要になってくるのが、生クリームを泡立てる、
といった作業。
そこで今回は、生クリームの泡立て方について、
まとめました。
初心者の方でも、すぐに泡立て方のイメージができる、
動画から始まり、
- 使用する砂糖の、量や種類
- 泡立て度合いの目安
- 泡立てすぎてしまったときの対処法
などなど、エッグスシングスの、
パンケーキの上にのった、生クリーム並みに、
役立つ情報てんこ盛りで、お届けします^^
目次(もくじ)
生クリームの泡立て方を1ステップずつ!砂糖の量や種類も!
ということで早速、基本を押さえるだけなら、
これでバッチリ!というくらい、わかりやすい、
こちらの動画を見てみましょう。↓
ん~、わかりやすいですね♪
動画では、使用する砂糖の量が、
生クリーム200mlに対して、20グラム
= 生クリーム(ml)の10%(g)
と、紹介されていましたが、
甘さ控えめの、生クリームにしたい方は、
8%程度にとどめて、使用するとよいでしょう。
それでは、動画のおさらいも兼ねつつ、
生クリームの泡立て方を、手順を追って、
くわしく説明していきますね。
STEP1. 材料・調理器具などを用意する
まずは手元に、生クリームを泡立てるために、
必要なものがそろっているか、確認しましょう。
用意するものは、以下のとおりです。
- 生クリーム … 200ml
- 砂糖 … 20g
(生クリームの、8~10%が目安) - ボウル … 大小各1つずつ
- 泡だて器
- 氷水
早速ですが、ここで注意点が2つ。
注意点1. 調理器具は、きれいなものを使用する
「何を、当たり前なことを!」
と、思われるかもしれませんが、
これはやっぱり、大事なポイント。
というのも、生クリームは、
非常に繊細なため、水分や油脂が混ざると、
上手く、泡立たなくなってしまうのです。
使用するボウルや、泡立て器は、
汚れがついていないのはもちろん、水気や油脂も、
よく取り除いてから、使用しましょう。
注意点2. 生クリームは、よく冷やしておく
生クリームは、分離しやすい性質を持つため、
よく冷えていないと、せっかく頑張って泡立てたのに、、
きめ細かい仕上がりにならない…、なんてことになりかねません。
使用する生クリームは、泡立てる直前まで、
冷蔵庫に保管し、よく冷やしておくようにしましょう。
できれば、前日までに、
買い物を、済ませておくのがよいですね。
STEP2. ボウルに氷と材料を、それぞれ入れる
必要なものをそろえたら、いよいよ調理開始!
まず大きいボウルに、氷水を入れ、
次に小さいボウルに、生クリームと砂糖を入れます。
一度に、大量の生クリームを作る場合は、
砂糖の量も、多くなりがちなので、
数回に分けて、入れるようにしましょう。
使う砂糖の種類は?
生クリームを作るのに、
使う砂糖の種類で、おすすめなのは、
- 上白糖
- グラニュー糖
この2種類。
ちなみに、上白糖を使用すると、
甘みが強く、コクのある仕上がりに…
グラニュー糖を使用すると、
スッキリとした、しつこくない甘さの、
生クリームに、仕上がります。
個人的には、他の材料(チョコなど)と、
組み合わせることなども、考えると、
甘さ控えめの、グラニュー糖がイチオシですね^^
STEP3. 泡立て器で混ぜて、完成!なのですが…
あとは、生クリームを入れたボウルを、
氷水の入ったボウルに、あてながら、
泡立て器で、手早く混ぜていけば完成です。
このとき、生クリームの中に水が入ってしまうと、
クリームが「ごわごわっ!」としてしまい、
これまでの苦労が、水の泡になってしまうので、ご注意を。
こうなってしまったら、
「二の腕の、いいシェイプアップになったわ…」
と、自分をやさしく慰めてあげましょう^^;
それからもう1点、お菓子作り初心者の人に、
注意してもらいたいのが、味見について。
味見したときの味は、
「あれっ?ちょっと甘みが足りないかな??」
と思うくらいが、丁度いいと思ってもらっていいです。
というのも、特にお菓子を作り慣れていない人の場合、
味見した生クリーム(単体)が、
おいしい(甘い)かどうか
を基準に、味の判断をしてしまいがち。
でもたいてい、その生クリームって、ケーキに塗ったり、
チョコムースの材料に使ったりと、他の甘いものと、
さらに混ぜて、スイーツを作りますよね。
なので、味見したときに「甘みが足りないかな…」と、
砂糖を足してしまうと、お菓子が完成したときに、
予想以上に甘く、くどい仕上がりになってしまうことが多いんです。
このあたりは、何度もお菓子を作っていると、
自分の感覚で、つかめるようになってくるので、
とりあえず、最初のうちは、
味見したときは、甘さ控えめくらいが丁度いい
ということを、頭に入れておいてください^^
生クリームの、泡立て度合いの目安は?
さてさて、動画でも紹介されていましたが、
生クリームは、使う目的によって、
泡立て度合いが、異なってきます。
ここでは、
- 6分立て
- 7分立て
- 8分立て
この、3つの泡立て度合いについて、
- どんなお菓子を作るときに、使うの?
- 生クリームが、どんな状態になればOK?
といったことについて、見ていきますよ。
1. ムースにおすすめ!6分立て
6分立ての生クリームを使う、代表的な場面は、
ムースなどの、お菓子をつくるとき。
まだとろとろした、6分立ての生クリームと、
例えば、溶かしたチョコレートを混ぜ…
そこにゼラチンを溶かして、冷蔵庫で、
冷やし固めることで、とってもおいしい、
チョコレートムースが、できちゃいます。
6分立ての目安は、生クリームにとろみがつき、
泡立て器で持ち上げたときに、とろとろっと、
ボウルに流れ落ち、跡がすぐに消えるくらい。
ここまでの道のりは、ちょっと腕が疲れたりと、
大変かもしれませんが、
6分立てから先は、案外早く固まるもの。
「なかなか、生クリームが固まらない…」
と調子に乗って、バンバン泡立ててしまうと、
あっという間に、7分立て・8分立てと、
生クリームが固まってしまうので、ご注意を。
2. スポンジケーキに塗るならコレ!7分立て
スポンジケーキに塗る、生クリームは、
この7分立てくらいのものが、一番。
泡立て器で持ち上げたときに、生クリームが、
とろりとボウルに落ち、その跡が少し残ってから、
ゆっくりと消えていけば、これが7分立ての目安。
先ほども言いましたが、
この段階まで来ると、クリームの固まる速度が、
どんどんと、速くなってくるので…
生クリームを、泡立てるときは、
泡立て始めよりも、より大きな軌道で、
混ぜることを、意識しましょう。
ちなみに、この7分立ての生クリーム、
スポンジケーキに塗ると、
ちょっと柔らかく感じるかもしれませんが…
塗っているうちに、少しずつ固まり、
きちんと、普段あなたが食べているような、
固さになるので、安心してくださいね。
3. ケーキのデコレーションに最適!8分立て
最後は、8分立て。
こちらは、ケーキのデコレーションなど、
絞り出し用として、使用する固さになります。
8分立ての目安は、泡立て器を持ち上げたときに、
生クリームが、まるで新体操のリボンのように、
くるくるっと落ち、しばらく跡が残る感じ。
ここまでくると、泡立てている段階で、
泡立て器のあとが、残るようになりますし、
泡立て器で、すくえる感覚も出てきます。
ちなみに、この8分立ての生クリーム、
泡立てが終わったからといって、そのまま置いておくと、
どんどん弾力(コシ)が、なくなってしまいます。
いい固さになったと、確認できたら、
なるべく早く、絞り袋に移すなどして、
デコレーションに、取りかかるようにしましょう。
生クリームを、泡立てすぎた場合の対処法は?
最後に、生クリームを
泡立てすぎた場合の、対処法について。
生クリームを、泡立てすぎてしまうと、
水分と脂肪分が分離して、
ボウルの表面が、モソモソしてきます。
こんなときは、生クリームや牛乳を、
少し加えたあと、そーっと混ぜて、
元の状態に、戻してあげるようにしましょう。
対応が早ければ、この方法で、その後は、
何事もなかったかのように、おいしい
生クリーム作りを、続けることができますよ^^
まとめ&チョコレートの湯せんの温度は?
今回は、生クリームの泡立て方について、
使う砂糖の量や種類、さらには混ぜ過ぎた場合の
対処法などにも触れながらご紹介してきました。
最後にもう一度、今回の記事の内容を
ギュッ!と凝縮してまとめておくと、
こういったカタチになりますね^^
生クリームをキレイに泡立てるためのポイントは…
- 清潔な調理器具を使用する!
- 生クリームはあらかじめ冷やしておく!
- 使う砂糖はグラニュー糖がおすすめ!
生クリームの泡立て度合いの目安は…
- ムースをつくるなら6分立て!
- スポンジケーキに塗るなら7分立て!
- デコレーションに使うなら8分立て!
生クリームを混ぜ過ぎたら…
- 牛乳or生クリームを少し加えたあと
そーっと混ぜれば、復活の可能性アリ!
お菓子作り初心者の方はあわせて
湯せんの温度など、チョコレートの溶かし方を
覚えておくと、のちのち役立ちますよ♪
⇒チョコレートの溶かし方!
湯せんの温度は?電子レンジNG?